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[plamo:21916] Re: 起動時の/var/log/messages
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From:Takehiko Ogata
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Date:Tue, 3 Feb 2004 13:50:04 +0900 (JST)
- Subject: [plamo:21916] Re: 起動時の/var/log/messages
- From: Takehiko Ogata <t_ogata@xxxxxxxxxxxxx>
- Date: Tue, 03 Feb 2004 13:50:01 +0900
- User-agent: Mozilla/5.0 (X11; U; Linux i686; ja-JP; rv:0.9.8) Gecko/20020516
尾形です。
詳細な説明ありがとうございます。
(2),(3)の/proc/kmsgがわかる説明が良かったです。
ではありがとうございました。
TANAKA _FORZA_ Toshihisa wrote:
>dmesg とか、klogd が読み出すメッセージ(カーネル・ログ・メッセージ)の
>仕組みを簡単に説明すると、↓な感じです。
>
>(1) カーネル・ログ・メッセージは、リングバッファで構成され、カーネル
> 内にバッファとして存在します。
>(2) カーネル・ログ・メッセージは、dmesg でも読み出せますし、
> /proc/kmsg からも読み出せます。
>(3) klogd は、起動すると、/proc/kmsg からカーネル・ログ・メッセージ
> を読みとり、それを syslog() を通じて、syslogd に送ります。
>(4) syslogd は、受けとったメッセージを、/var/log/messages に書き込み
> ます。
>
>カーネル・ログ・メッセージは、カーネル内にバッファとして存在しますの
>で、もちろんバッファが溢れて捨てられる事はありますが、大抵はご指摘の
>通り、かなり始めの部分から読み出せます。
>
>なお、これは klogd よりも先に、syslogd が動いている事が前提です。も
>し、klogd が、syslogd よりも先に動いていれば、記録されない可能性があ
>ります。
>#Plamo Linux では、syslogd 起動後、1秒後に klogd が動きます。
>
>「カーネル・ログ・メッセージ」と、「syslog メッセージ」は、基本的に
>は全く別のものです(技術的にも全く違う実装です)。
>
>klogd は、言うなれば /proc/kmsg -> syslog へのリダイレクターですので、
>カーネル・ログ・メッセージは記録できても、syslog にログを残す何らか
>のデーモンが、syslogd よりも先に動く場合、そのデーモンのログは残らな
>い可能性があります。
>
>ではこれにて。
>
- References
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- [plamo:21909] 起動時の/var/log/messages, Takehiko Ogata
- [plamo:21914] Re: 起動時の/var/log/messages, TANAKA _FORZA_ Toshihisa
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