[plamo:19898] Re: Plamo-3.2のgettextについて

[Shun-ichi TAHARA (田原 俊一)]

From: HOTTA Sadamichi <hotta-s@mx.biwa.ne.jp>
Message-Id: <20030729172559.7aee420b.hotta-s@mx.biwa.ne.jp>

> contribのApache他を入れる時に[plamo:19084]と同様にlibintl.soが無いと言
> ってきます。
> [plamo:19713]ではlibiconvについてのみ書かれていますが、上記と同様だろう
> と思い、

おそらく。

> ftp://ftp.linet.gr.jp/pub/Plamo/Plamo-current/plamo/d1/gettext.tgz
> を入れて再度チャレンジするとPostgresを入れる際にlibiconvを要求されたの
> で、疑問に思いながらもcontrib/Texttool/libiconv.tgzを入れた
> (メモを取っていなかったので、記憶モードです。)
> (apache,PHPはcontribのではなく、くわむらさんの所の最新版を最終的には入
> れてます)

gettext を入れ直し(上書きでなく、消して入れた方がいいはず)た状態で、
Apache と PHP を作り直す必要があるのかも。

外していたらごめんなさい > くわむらさん

> これに関してはsylpheed-jp-MLにてgettextのバージョンを変えてみると良いと
> いうアドバイスを受けgettext-0.11.5に入れ換えるとクリアした。
> (gettextは0.12と0.11.5とでフォーマットが変わったらしい)
> 
> が、gnupg-1.2.2を入れて使おうとすると[plamo:19084]と同じくlibintl.soが
> 無いと言われます。

libiconv を抜いた状態で、gettext を --with-included-gettext で作ってイ
ンストールしないといけなかったような記憶がありますが、いかがでしょう?

libiconv.so が提供する iconv() は、glibc に含まれていますので、これを
入れると、configure が混乱してコンパイルできないものが発生します。

同様に、gettext から入る(んだった記憶がありますが) libintl.so も、ロケー
ル非対応だった昔の libc5 とかで必要になるものであり、glibc 環境では不
要です。

なので、

・libiconv は消す
・libiconv なしの状態で gettext を作る (--with-included-gettext 指定?)
・libintl や libiconv を要求するものは、上記の正しい環境で作り直す

が正しい解です。

現状の堀田さんの環境は、おそらくこのあたりがかなり混乱していそうですの
で、破綻する前にとりあえず gettext は正しくしておいた方がいいのでしょ
う。Apache まわりは、くわむらさんの見解待ちですか。

> で、googleで検索して、
> http://pc.2ch.net/test/read.cgi/linux/1043470356/589を参考に
> /usr/include/libintl.hをリネームしてgettext-0.11.5をmakeしたらgnupgが入
> れられた。
> 
> ということがありましたが、この方法が正しいのでしょうか?

リネームすると、ロケール回りが効かなくなりそうです。

libintl.h は、libintl.so を供給する gettext に由来するものと、glibc に
由来するものがあって、これの対応関係がまずいと、やはり configure が狂っ
てコンパイルに失敗します。

gettext を正しくした場合、glibc のパッケージから libintl.h だけ抜き出
して置いておくのがベターだと思います。

# 現在の d1/gettext.tgz には、glibc 由来の libintl.h も入っているはず
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
田原 俊一   jado@flowernet.gr.jp, shunichi_tahara@zenrin.co.jp
                                  http://flowernet.gr.jp/jado/
FingerPrint:  16 9E 70 3B 05 86 5D 08  B8 4C 47 3A E7 E9 8E D9
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣