[plamo:19496] Re: plamo 3.2 shisen

[Shun-ichi TAHARA (田原 俊一)]

From: 早間義博 <yossi@yedo.src.co.jp>
Message-Id: <20030630.190727.104029660.yossi@yedo.src.co.jp>

> > こういうときは、rpm -qf 相当があると便利だなぁと思う今日このごろ。
> > # パッケージを作るようになると、パッケージ管理機構もわるくないなとか。
> 
> とは思いません。

自前でいろいろ作って入れていると、確かに邪魔だったりもするのですが、自
分で作ったものもパッケージ化してしまうと(というか、何かのメンテナになっ
たりすると、少なくともそれのパッケージを作らないわけにはいかないですか
ら)、やはり、きちんとして使いやすいパッケージ管理システムがあると便利
といえば便利なんですよ。

# で、Slackware/Plamo の /var/adm/packages 方式(パッケージの依存関係は
# 自力(ほとんど野生の勘)で脳内補完してる)は堅牢でいいと思う今日このご
# ろですが、パッケージ間依存性を勘で探りきれない素人さんは辛いかも…

> 使えないパッケージを知らせてはくれますが、芋蔓式に
> 出してくれるのでしょうか。（古い話なので、今は違っているかも知れま
> せんが）debian でパッケージをいれようとしたら
> ・パッケージの不足を指摘されました。
> ・指摘されたパッケージをいれようとすると、また別のパッケージの不足
>   を指摘されました。
> 
> まるで、悪い意味で言われている行政のたらい回しのようで、インストー
> ルを止めてしまった事があります。

いわゆる、dselect の悪夢ってやつですね。

私も、Debian/JP が統合されている美しさにひかれて一時期浮気しましたが、
/etc/rcX.d のリンク張り(このへんの設定ツールを知らなかっただけ)と、
dselect が面倒くさかったのでやめてしまいました。

# で、その後 Plamo に出会う

RedHat だと、debian ほどパッケージ粒度が細かくないので、たらい回しにさ
れてもたかが知れてますが、やはり apt を採用した Vine は楽みたいですね。

> ｋｅｒｎｅｌでさえ、勝手にコンパイルすると影響が出るようで

Debian では、自分でコンパイルするものは、カーネルですら一度パッケージ
化してから入れるのがお作法であるような気がします。パッケージシステムの
できがいいので、慣れるとかえって楽みたい。

昔は信じられなかったのですが、最近、GNOME みたいな巨大なものを作ってパッ
ケージ化するようになってからは、勝手に書いたビルドスクリプトですら、後
で読み返せばそのまま作業ログになっているので、あぁなるほどな、と思って
しまいました。

> /usr/adm/packages/opnmotif
> が無ければ grep も効かない。

まぁ、libXm と来た時点で Motif か、とピンとくれば、対象パッケージは
OpenMotif か Lesstif のどっちかだろう、ってのはわかってしまうので、
xap1/openmotif でビンゴなんだろう、ということは、5秒で気が付いてしまう
のです。

これがいわゆる野生の勘、ってやつですか。やっぱり頭の中に大まかなパッケー
ジ構成の DB が入ってるみたい。

# なので、filelist.gz という、初歩的な情報のことを見落としてしまうとい
# う弊害もあったり
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田原 俊一   jado@flowernet.gr.jp, shunichi_tahara@zenrin.co.jp
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