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[plamo:17379] Re: ext3のfsckについて
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From:KOJIMA Mitsuhiro
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Date:Fri, 10 Jan 2003 15:36:23 +0900 (JST)
- Subject: [plamo:17379] Re: ext3のfsckについて
- From: KOJIMA Mitsuhiro <kojima@xxxxxxxxxxx>
- Date: Fri, 10 Jan 2003 15:46:20 +0900 (JST)
From: "Takehiko Ogata" <t_ogata@tkb.att.ne.jp>
Subject: [plamo:17378] Re: ext3のfsckについて
Date: Fri, 10 Jan 2003 13:51:07 +0900
> マニュアルでfsckを行うと17GBの部分は以下のようです。
> (NU845E Celeron2.0GHz FIREBALL lct10 20GB)
> 起動時にはもう少し速かったようにも思いますが、いずれに
> しても分のオーダーになると思います。
> bash-2.05a# time /sbin/fsck.ext3 -f /dev/hdb2
-f オプションを付けると,強制的に全部をチェックするから,ext3 を使う意
味が無いような..
journal fs の場合,電源断等で fs が unclean な状態になっても,meta
data(fs の構造データ)だけは journal data から簡単にもどせるから,fs 全
体をチェックする必要がなくなり fsck が高速に終わる,というのが売りなの
で,e2fsck -f で fs 全体をチェックするのでは ext3 の特長を利用できない
と思ひます.
> 自分だけで使用しているLinuxBoxの場合にはfsckをoffとしても良い
> のですが、だれかに使用してもらうとなるとそれなの設定が必要と
> 思います。ext3ファイルシステムのデフォルトでfsckがonになっている
> のにはそれなりに意味があると思っています。
だから,「fsck をしないでいい」のではなく,「fsck が速く終る」のが
journal fs の売りなんでしょうね.
念のために書いておくと,journal fs と言っても,「fs の一貫性」が保証さ
れるだけで,「電源断直前のデータ書き込み」までが保証されるわけではない
のでご注意ください.あるファイルをHDD に書き込んでいる最中に電源が落ち
た場合,(journal fs の種類によって多少動作が違うんだけど)たいていその
ファイルの書き込みは無かったことになるはず.
# ext3 だと data=journal にすれば HDD に書き込んでる途中のファイルでも
# それなりに残るはず.古い ext3-fs(ver1) だとこっちがデフォルトだけど,
# 最近の ver2 だと data=ordered なので,ファイルは書かれないだろう.
> それとも/sbin/mkfs.ext3 で作成したファイルシステムはtune2fsで
> -i 0 -c 0のように設定しておくのが一般的な方法なのでしょうか。
確か,mke2fs -j でパーティションを作ると,tune2fs でこういう風に設定し
ろ,と言われますね.
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こじま
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