前のページ 次のページ 目次

7. 日本語インストーラの起動

"setup" を起動して "install" を選べば、日本語イ ンストーラが起動されます。

  +-------------- Plamo Linux Linuxセットアップ (version 3.3.0) --------
  | Plamo Linuxセットアップへようこそ.                             
  | 上下カーソルキーおよびスペースあるいはENTERキーで以下のオプションを
  | 選択してください。'+', '-'とTABキーも使用できます。                
  | +------------------------------------------------------------------
  | | HELP Plamo LinuxセットアップのHELPを表示                          
  | | KEYMAP キーボードの配列を変更                                    
  | | ADDSWAP スワップパーティションの設定                             
  | | TARGET インストール先パーティションの設定                        
  | | SOURCE インストール元の選択                                      
  | | DISK SETS インストールするディスクセットの選択                   
  | | INSTALL 選択したディスクセットのインストール                     
  | | CONFIGURE Linuxシステムの再設定                                  
  | | EXIT Plamo Linux Linuxセットアップを終了                          
  | +------------------------------------------------------------------
  +--------------------------------------------------------------------
  |                            < OK > <Cancel>                         
  +--------------------------------------------------------------------

日本語インストーラによるインストールは基本的に Slackware の setup メニュー を日本語化したもので、インストールの流れ自体は Slackware 版の setup とそ れほど変わりありません。Slackware のインストールをしたことのある人なら大 体の流れは理解できるでしょう。

Slackware のインストールをしたことが無い人でも、以下のような順番で進めれ ば簡単にインストールできるでしょう。これらの順番はほぼメニューの順で並ん でいます。

  1. KEYMAP キーボードの配列を変更
  2. PCMCIA PCMClAの設定変更(notePC 用のインストーラのみ)
  3. ADDSWAP スワップパーティションの設定
  4. TARGET インストール先パーティションの設定
  5. SOURCE インストール元の選択
  6. DISK SETS インストールするディスクセットの選択
  7. INSTALL 選択したディスクセットのインストール
  8. CONFIGURE Linuxシステムの再設定
  9. EXIT Plamo Linux Linuxセットアップを終了

Slackware オリジナルの "KEYMAP" は欧米のさまざま種類のキーボー ドが選択可能ですが、Plamo Linux では日本語用の 106 キーにするか、「漢字」 キーを ESC に割りあてるか、CAPS ロックとコントロールキーを入れかえるかの 設定しかありません。

"KEYMAP" で変更した設定は /etc/rc.d/rc.keys に書き 出され、次回からは自動的に設定されるようになります。

"ADDSWAP" を選んでスワップパーティションを設定すれば、以下、 「インストール先のパーティションの指定」、「インストール元の選択(CD, HDD, NFS 等)」、「インストールするディスクセットの選択」、「インストール」、 「システム設定」と必要なステップを順に進んでいけます。


前のページ 次のページ 目次