[plamo:33678] Re: chromium 90

[KATOH Yasufumi]

加藤です。

>>> On Wed, 28 Apr 2021 19:28:07 +0900
    in message   "[plamo:33677] Re: chromium 90"
                  ABE Shin-ichi-san wrote:

> > 気になるのは USE_SYSROOT=1 になってるので、
> > 
> > if [ ${USE_SYSROOT} -eq 1 ]; then
> >   # Download a sysroot image:
> >   python3 build/linux/sysroot_scripts/install-sysroot.py --arch=${SYSROOT_ARCH}
> > fi
> > 
> > って処理が走って、これはもしかして何かシステムをインストールして chroot するとか
> > してビルドしてるのでは…だったらそれようにチューンされたビルド環境だしいけそう
> > な気がしますねw

> なるほど。
> ただ、AlienBOB氏が特別な注意事項無くscript公開してるということは、通常の slackware64-currentの
> 開発環境でコンパイルできるはずなので、slackwareとplamoで何かコアなところが違っていて plamoで
> コンパイルできないんですかねぇ。（調査能力ないのでよくわかりません）

> ※ いま、SlackBuild走らせてる途中です。どっかでコケる気がしますが、とりあえず放置中。

chromium.SlackBuild中に、
| # Build Chromium using a debian sysroot for Slackware 14.2 or older;
| # FYI, this will actually also just work for Slackware > 14.2:
| USE_SYSROOT=${USE_SYSROOT:-1}
って書いてあるので、
   build/linux/sysroot_scripts/install-sysroot.py
ってスクリプトは任意の環境に Debian 環境を作って、そこに chroot すると
かして、Debian 上でビルドしてるのと同じってことじゃないですかね。なの
でこのスクリプトさえエラーなく動けば、SlackwareであろうがPlamoであろう
がFedoraであろうが関係なくビルドは通るってことじゃないですかね。

で、ちょっとググってみたら、
  https://chromium.googlesource.com/chromium/src/+/master/docs/linux/sysroot.md
ってのが見つかりました。

特定のディストリビューションでなく、任意の Linux 環境で実行するための
バイナリ（Google Chromeなんかもそうですよね）を作るために、それようの
環境を作るのは、この手のアプリケーションならではですね。

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((((    加藤泰文
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