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[plamo:29559] *important* : udev trouble for Plamo-4.5(1)
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From:KOJIMA Mitsuhiro
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Date:Wed, 18 Feb 2009 01:09:22 +0900 (JST)
- Subject: [plamo:29559] *important* : udev trouble for Plamo-4.5(1)
- From: KOJIMA Mitsuhiro <kojima@xxxxxxxxxxx>
- Date: Wed, 18 Feb 2009 01:09:19 +0900 (JST)
Plamo-4.51RC[12] で見つかった致命的な問題は以下の通りです.
この問題は Plamo-4.5 環境でもカーネルを新しくすると発生する可能性がある
ので,Plamo-4.5 を使用されている方も後述する修正をお願いします.
この問題は,Plamo-4.5 以降で使っていた udev のデフォルトルール
(/etc/udev/rules.d/50-udev-default.rules)の先頭部分
# mount block device when added
SUBSYSTEM=="block", ACTION=="add", RUN+="/lib/udev/mount-device.sh /dev/%k"
のところです.
本来このルールは USB メモリ等のリムーバブルメディアを動的に
/media/sdb1 等にマウントするためのもので,Plamo-4.5 で使っていた
2.6.25 カーネルでは このルールの ACTION=="add" でリムーバブルメディアを
チェックできていたのですが,2.6.27 カーネルにすると固定 HDD も状況によっ
てはこのルールに引っかかってしまい,起動時に固定 HDD がリムーバブルメディ
アと誤解されて /media 以下にマウントされ,/etc/rc.d/rc.S で /media や
/tmp を初期化する際に誤って削除されてしまう現象が報告されています.
# 環境に依存する部分もあるようで,最近の新しいハードウェアでは報告され
# ているものの,手元の二時代程前のマシンでは再現できませんでした(苦笑
この問題の対処方法は以下のいずれかになります.
1) このルール自体を無効にする
USB メディア等のリムーバブルメディアも手動でマウント先を明示してマウントする
方がいい,という方はこのルール自体をコメントアウトして無効にしてください.
2) ATTRS チェックを加える
新しめのカーネル(2.6.27 以降くらい?)では sysfs 経由でリムーバブルメディ
アか否かを示すフラグを ATTRS{removable} というパラメータで取れるような
ので,上記ルールに ATTRS{removable} のチェックを加えて,チェックを厳重
にする方法があります.
SUBSYSTEM=="block", ACTION=="add", ATTRS{removable}=="1", RUN+="/lib/udev/mount-device.sh /dev/%k"
なお,この方法を取る場合,念のために /etc/rc.d/rc.S の 228 行目あたりにある
/bin/rm -rf /tmp /media
をコメントアウトしておいてください.
いずれの方法を取る場合も,ルールを修正すれば
udevadm control --reload-rules を実行しルールを読み直すか,
システムを再起動してください.
先程アナウンスした Plamo-4.6b1 では, ATTRS チェックを加えると共に,
mount-device.sh ではなく Debian 方面で開発された pmount(policy mount)と
いうリムーバブルメディア専用のマウントコマンドを使うことで対応すること
にしています.
# 不幸にして,このトラブルに遭遇された方,ごめんなさい m(_ _)m
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こじま
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