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[plamo:29368] Plamo-4.5rc1 released
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From:KOJIMA Mitsuhiro
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Date:Sat, 4 Oct 2008 08:39:13 +0900 (JST)
- Subject: [plamo:29368] Plamo-4.5rc1 released
- From: KOJIMA Mitsuhiro <kojima@xxxxxxxxxxx>
- Date: Sat, 04 Oct 2008 08:39:10 +0900 (JST)
こじま@今日,明日は地区の秋祭りでオフラインモード,です.
そろそろ修正も落ちついてきたと思うので,昨日までの変更をまとめたものと
4.5rc1 として CD イメージ化しました.
# 昨日,一時的に公開していましたが,問題点が見つかったので差し替えてい
# ます.
CD イメージは,容量の都合で contrib を独立した 5 枚目のイメージにしてい
ますので,contrib 以下が必要な方はご注意ください
% ls -l *rc1*
-rw-r--r-- 1 kojima users 393 10月 4日 08:31 plamo-4.5rc1.md5sum
-rw-r--r-- 1 kojima users 701952000 10月 3日 22:45 plamo-4.5rc1_01_grub.iso
-rw-r--r-- 1 kojima users 700696576 10月 3日 22:46 plamo-4.5rc1_01_isolinux.iso
-rw-r--r-- 1 kojima users 619212800 10月 3日 22:37 plamo-4.5rc1_02.iso
-rw-r--r-- 1 kojima users 561381376 10月 3日 22:37 plamo-4.5rc1_03.iso
-rw-r--r-- 1 kojima users 692211712 10月 3日 22:39 plamo-4.5rc1_04.iso
-rw-r--r-- 1 kojima users 268345344 10月 3日 22:39 plamo-4.5rc1_05.iso
-rw-r--r-- 1 kojima users 2913781760 10月 3日 22:43 plamo-4.5rc1_dvd.iso
まだ更新していませんが,README.EUC も以下のような内容を追記しようと思います.
# 4.22 が出てから,ちょうど一年くらいたつのか..
Plamo-4.5 について(2008-10-3)
・このバージョンは,来春くらいに予定している Plamo-5.0 への中間点的な位
置付けのリリースになります.このバージョンでは,Plamo-4.2 から継続し
ていた gcc, glibc2, gtk 等の基盤部分を更新するとともに,X11R7,
GNOME-2.22,KDE-4.1等,最近(≠ 最新)の環境に追従しようとしています.
その結果,インストールされるパッケージが大きく増え,ディスクの使用量
なども増大(当社比 150%増 ;-)していますので,既存のパーティションにイ
ンストールする場合はご注意ください.
・インストールするパッケージの分類法を見直し,00_base から 11_ooo までの
11 のカテゴリーに再構成しました.各カテゴリーの内容は以下の通りです.
00_base : Plamo Linux の必須環境
(glibc2, bash, tcpip, openssh, grub, shadow password 等)
01_minimum : GUI 無しの基本環境.gcc/g++ も使えるので LFS の基盤にいいかも :-P
(emacs, gcc, make, binutils, make, perl, python, ruby, gnupg 等)
02_x11 : X Window の基本環境.デスクトップ環境以前(10年くらい前)のGUI環境
(X11R73, Mesa, SDL, firefox, thunderbird, afterstep, qvwm 等)
03_ext : デスクトップ環境の共通ライブラリや汎用ツール,C++のライブラリ,最近のFEP等
(boost, anthy, scim, gcc_java, gimp, samba 等)
04_xfce : Xfce-4.4.2 デスクトップ環境
05_kde : KDE-4.1 デスクトップ環境
06_gnome : GNOME-2.22 デスクトップ環境
07_tex : pLaTeX3 文書整形システム
08_kernel : カーネルのソースコード
09_webdb : PostgreSQL/Apache/PHP 等のWebアプリ開発環境
10_gis : Webアプリ上で利用できる地理情報システム
11_ooo : OpenOffice.org 2.4.1
これらのカテゴリーには,04_xfce 以降をインストールするには03_ext が必
要で,03_ext には 02_x11 が,02_x11 には 01_minimum が,それぞれ必要
になる,という依存関係があります(04_xfce 以降はそれぞれ独立にインストール可能)
イメージ的にはこんな感じ
00_base = thin client 環境
00_base + 01_minimum = CUI な開発環境
00_base + 01_minimum + 02_x11 = 10年くらい前のX環境
00_base + 01_minimum + 02_x11 + 03_ext + 04_xfce = Xfce デスクトップ環境
00_base + 01_minimum + 02_x11 + 03_ext + 05_kde = KDE デスクトップ環境
00_base + 01_minimum + 02_x11 + 03_ext + 06_gnome = GNOME デスクトップ環境
07_tex = 追加用 pLaTeX 環境
08_kernel = 追加用カーネルソース
09_webdb = 追加用 PostgreSQL/Apache/PHP 環境
09_webdb + 10_gis = 追加用 GIS 環境
11_ooo = 追加用 OpenOffice.org 環境
これらの依存関係は,インストーラでカテゴリー単位で選択する際には,明
示的に選択しなくても自動的に必要なカテゴリーがインストールされるようになっています.
各カテゴリーのパッケージを全部インストールした際のだいたいの容量は以下の通りです.
01_minimum : 約 1.2GB(01_base 込み)
02_x11 : 0.7GB
03_ext : 1GB
04_xfce : 0.1GB
05_kde : 1.6GB
06_gnome : 1GB
07_tex : 0.4GB
08_kernel : 0.4GB
09_webdb : 0.3GB
10_gis : 0.1GB
11_ooo : 0.5GB
・上記のようなサイズの増加に共ない,CDイメージは 5 枚組みになりました.各 CD イメージ
の構成は以下の通りです.
plamo-4.5_01_{grub,isolinux}.iso : インストーラ,00_base, 01_minimum, 02_x11
plamo-4.5_02.iso : 03_ext, 04_xfce, 07_tex, 08_kernel
plamo-4.5_03.iso : 05_kde
plamo-4.5_04.iso : 06_gnome, 09_webdb, 10_gis, 11_ooo
plamo-4.5_05.iso : contrib
なお,1枚目のインストーラCDは,grub で起動する CD と isolinux で起動
する CD の 2 種類を用意しています.機能面では grub 版を推奨しますが,
ドライブによっては grub では起動しないものもあるようなので,そのよう
な場合は isolinux 版をご利用ください.
DVD イメージは grub で起動するようにした一枚のみです.
・諸般の事情で,インストーラのカーネルは 2.6.26.5 を使っていますが,イ
ンストールするカーネルは 2.6.25.17 を採用しています.contrib/Kernel
以下にインストーラで使っている 2.6.26.5 カーネルのパッケージを用意し
ていますので,2.6.26.5 を利用したい方は別途インストールしてください.
・インストーラの都合で,BIOS のハードウェアクロック(CMOS クロック)には
UTC(=GMT)で時刻が記録されていると仮定しています.ハードウェアクロックに
localtime を記録している場合は,/etc/rc.d/rc.S の先頭部分にある
/sbin/hwclock --hctosys --utc
の --utc を削除してください.
なお,インターネットに常時接続されている場合は,起動時に ntpdate で時
刻を NTP サーバに同期し,以後,ntpd で定期的に時間合わせを行います.
・GNOME 環境の特記事項
- 一般ユーザの権限で CD ドライブにアクセスしたい場合は,/etc/PolicyKit/PolicyKit.conf
に <match user="..."> という設定で,利用を許可するユーザを指定してください.例えば,
ユーザ kojima とユーザ isle にアクセスを許可する場合は以下のような設定になります.
<config version="0.1">
<match user="kojima|isle">
<return result="yes"\>
</match>
</config>
なお,この設定を行なっても SCSI デバイス(SATA な CD や USB メモリ)
へのアクセスは許可されないようです.これら SCSI デバイスを利用する
際は sudo コマンドを利用してください.
・KDE 環境の特記事項
- ファイルマネージャ dolphin のファイルシステム表示パネル(左側のパネ
ル)のリストが,UTF-8 ではなく EUC-JP になっているので文字化けします.
解消するには
% nkf -w8 ~/.kde/share/apps/kfileplaces/bookmarks.xml > foo
% mv foo ~/.kde/share/apps/kfileplaces/bookmarks.xml
として,文字コードを UTF-8 にしてください.
なお,この設定をしてもファイルマネージャ経由で smb なファイルシステ
ムを利用しようとすると日本語が正しく表示されないようです.
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