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[plamo:20802] Re: device is busy, after disconnection fromNFSclient
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From:KAMOSAWA Masao
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Date:Fri, 26 Sep 2003 20:00:59 +0900 (JST)
- Subject: [plamo:20802] Re: device is busy, after disconnection fromNFSclient
- From: KAMOSAWA Masao <yaegr@xxxxxxxxxxxxxxxxx>
- Date: Fri, 26 Sep 2003 20:01:26 +0900
鴨澤です。
なんか配送されてきたのを見たら化けてるので、情報として意味は無いけど
利便性のために整形&再送。
また化けてたらごめんなさい。
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exportfs
Section: Maintenance Commands (8)
Updated: 7 Sep 1999
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名前
exportfs - NFS エクスポートするファイルシステムのリストを管理する
書式
/usr/sbin/exportfs [-avi] [-o options,..] [client:/path ..]
/usr/sbin/exportfs -r [-v]
/usr/sbin/exportfs [-av] -u [client:/path ..]
/usr/sbin/exportfs [-v]
説明
exportfs コマンドは、現在 NFS でエクスポートしているファイルシス
テムのテーブルを管理するために使うコマンドである。このリストは
/var/lib/nfs/xtab という名前のファイルに保存される。このファイル
はリモートホストからファイルツリーをマウントするアクセス要求があ
った時に mountd から参照される。また、このリストのうちアクティブ
になっているものがカーネルのエクスポートテーブルに保存される。
通常この xtab ファイルは、 exportfs -a を実行することにより、
/etc/exports に書かれた全てのファイルシステムのリストで初期化さ
れる。 しかし管理者は、 /etc/exports を修正することなく、
exportfs を使って選択的に個々のファイルシステムを追加・削除でき
る。 (サブネットやネットグループなどではなく) 特定のホストを指定
したエクスポート要求は、カーネルのエクスポートテーブルに直接書き
込まれるとともに、 /var/lib/nfs/xtab にも書き込まれる。さらに、
ホストを特定しないエクスポート要求が /var/lib/nfs/rmtab にリスト
されているマウントポイントにマッチすると、このファイルに書かれて
いるホストに向けたエクスポートエントリが、カーネルのエクスポート
テーブルに入れられる。
オプション
-a
全てのディレクトリをエクスポート・アンエクスポートする。
-o options,...
exports(5) と同じ形式でエクスポートオプションのリストを指定する。
-i
/etc/exports ファイルを無視する。デフォルトのオプションとコ
マンドラインで指定されたオプションのみが使われる。
-r
全てのディレクトリを再エクスポートする。 /var/lib/nfs/xtab
を /etc/exports と同期させる。 /etc/exports から削除されたエント
リを /var/lib/nfs/xtab からも削除し、既に無効になったエントリを
カーネルのエクスポートテーブルから削除する。 -u
1 つ以上のディレクトリをアンエクスポートする。
-v
詳細に表示する。エクスポートまたはアンエクスポートするときに
状況を表示する。現在のエクスポートリストを表示するとともに、エク
スポートオプションも表示する。
議論
ディレクトリのエクスポート
1 番目の書式は、新しいエントリをエクスポートテーブルに追加するた
めのコマンドの呼び出し方である。 exportfs -a を使うと、
exports(5) にある全てのディレクトリが xtab に追加され、結果とし
て得られるリストがカーネルに入れられる。 host:/path 引き数は、エ
クスポートするディレクトリとホストを指定する。 exports(5) に記述
されている全てのフォーマットがサポートされている。全てのホストに
対してディレクトリをエクスポートするには、単純に :/path と指定す
ればよい。 特定のホスト/ディレクトリのペアに対するエクスポートオ
プションは、いろいろな方法で指定できる。デフォルトのオプションが
いくつか存在するが、これらは (-i オプションが指定されない限り)
/etc/exports のエントリで変更できる。さらに、管理者はこれらの方
法で指定されたオプションを -o 引き数を使って変更できる。 -o オプ
ションの後には、 exports(5) で指定するのと同じ形式で、コンマで区
切ったオプションのリストを置く。このようにして、 exportfs は既に
エクスポートされているディレクトリのオプションを変更することもで
きる。 nfsd(8) が使うカーネルのエクスポートテーブルを修正すると、
コマンドラインが解析された後すぐに反映され、 xtab ファイルが更新
される。 デフォルトのエクスポートオプションは
sync,ro,root_squash,no_delay である。
ディレクトリのアンエクスポート
3 番目の書式は、現在エクスポートされているディレクトリをアンエク
スポートする方法である。 exportfs -ua を使うと、 xtab にリストさ
れているエントリがカーネルのエクスポートテーブルから削除され、こ
のファイルはクリアされる。これにより全ての NFS の動作を効率的に
シャットダウンすることができる。 個々のエクスポートエントリを削
除するためには、 host:/path ペアを指定すればよい。 (このペアがも
し存在すれば) 指定されたエントリが xtab から削除され、対応するカ
ーネルエントリも削除される。
エクスポートテーブルのダンプ
exportfs を引き数なしで起動すると、現在エクスポートされているフ
ァイルシステムのリストを表示する。 -v オプションを指定すると、各
エクスポートエントリに付属しているフラグのリストも表示する。
例
次のコマンドは、 /etc/exports にリストされた全てのディレクトリを
/var/lib/nfs/xtab に追加し、結果として得られるエクスポートエント
リをカーネルにプッシュする:
# exportfs -a
/usr/tmp ディレクトリをホスト djando にエクスポートし、非同期書
き込みを許可する場合は、次のようにすればよい。
# exportfs -o async django:/usr/tmp
依存性
IP ネットワークや DNS ドメイン、NIS ドメインへエクスポートしたと
きは、これらのグループに属するクライアントは即座には NFS にアク
セスできない。どちらかというと、このようなエクスポートは
mountd(8) がこれらのクライアントからのマウント要求を許可するかど
うかに対するヒントなのである。既存のマウントポイントはリブートし
ても rmtab に保存されるので、これは通常は大した問題にはならない。
ネットワークエントリやドメインエントリをアンエクスポートする場合、
このグループのメンバに現在エクスポートされているエントリについて、
エクスポートが有効になっているかがチェックされ、すでに有効でない
場合は削除される。
関連項目
exports(5), mountd(8)
著者
Olaf Kirch, <okir@monad.swb.de>
Neil Brown, <neilb@cse.unsw.edu.au>
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- References
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- [plamo:20791] Re: device is busy, after disconnection fromNFSclient, KAMOSAWA Masao
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