[plamo:12040] plamo-2.2.1 install on ThinkPad i1620-3RJ

[Yasutada SUZUKI]

鈴木です。

サスペンドできない C1VJ に困り果てて，X22 も出たというのに型落ちの型落
ち，i1620-3RJ (33J に UltraBase X2 と CD-RW 同梱のモデル) を買いました。

plamo.linet.gr.jp から 2.2.1 の iso イメージを落としてきてインストール
してみましたので，報告します。

FIPS は動きませんでした。ジオメトリ情報が変らしいです。しかたないので，
一度 Plamo の CD-ROM からブートして FAT32 パーティションを全削除して，
7.8 GB くらいで切り直して，残りを / /home /swap にしました。
# 1FD parted も動きませんでした。

UltraBase X2 の CD-RW から起動できました。引数等は不要です。起動時に
F12 を押して，CD-ROM からの起動を選択するだけです。

KON は Expansion モードでは動かない，という話をそこここで聞きましたの
で，BIOS で Expansion を切ってインストールしています。Plamo ではなく
RedHat とかの話ですが… 問題なく日本語モードでインストールできました。

で，不具合か? と思われる点です。

/etc/rc.d/rc.keymap が作成されませんでした。インストール時に CTRL と
CAPS LOCK を入れ換えたのですが，インストール後の環境に引き継がれてませ
んでした。

Window Manager は QVWM にしたのですが，libungif がないため動きませんで
した。Plamo 2.1 なマシンからコピーしたら動きました。(既知でしたっけ?)

PPxP がデフォルトなので問題ないかもしれませんが，/dev/ppp がありません
でした。これは mknod して対処しました。

以上がとりあえず気づいた点です。

X は 4.1.0 にあげてしまいましたが，問題なく動いています。先日言われて
たような，X とコンソールの間で表示がおかしくなる，という問題は今のとこ
ろありません。

サスペンドはちょっと挙動が変です。BIOS のバージョンが関係しているよう
ですが，AC アダプタが刺さってるとサスペンドに入れないことがあります。
ただ，AC アダプタを抜けば問題なくサスペンドできます。

ハイバネーションは，WinMe モデルなためハイバネーション用の待避エリアを
作ってやる必要があります。このためのユーティリティは同梱ではないので，
IBM のサイトから落としてきます。
    http://www-6.ibm.com/jp/domino01/pc/download/download.nsf/DownloadSearchView/0346C8EC2EC47AF049256A48004AC156

    ftp://ftp.ibm.co.jp/pub/pccsvc/thinkpad/kxh101/kxh1010.exe

ファイルから起動ディスクを作るとハイバネエリアを作成できます。パーティ
ションはうまく作れませんでしたし，作るな，との指示があります。ですので，
FAT32 or FAT16 のパーティションを残しておいて，そこにファイルで作成す
る必要があります。

audio は OSS Free でもサポートされているようですが，ALSA の 0.5.11 で
鳴らしています。サスペンドすると鳴らなくなってしまいますので，
/etc/apmd_proxy でサスペンド前後でモジュールを脱着するようにしています。
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鈴木 (嶋崎) 保任	yamatori@ab11.yamanashi.ac.jp