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[plamo:15235] Re: CDから使えるboot loader



佐藤光です

GRUBで起動可能なCD-ROM が出来ました。

  http://www.hical.org/hical/ship/falcon/YT-1500/

制作課程を書いている途中ですが、出来上がったバイナリを置き
ました。

但し、今回、作成してみて解かったことなのですが、インストー
ルCDをカスタマイズするには、CDの中にファイルを追加したり、
メニューファイルを書き換えたりするだけではダメで、ブートイ
メージを作成し直す必要があるので、それを作る手順が肝心である
ことが解かりました。

で、その手順はまだ書いていないので、現段階ではそれほど役に立
つものではないかも知れません。

今のところ、/isolinux/ 内にある vmlinuz と initrd.gz を
そのまま使っている状況で、最終的な目標である、複数の
vmlinuz や initrd.gz を切り替えるような構成にはなってい
ません。
  # テスト用に /AT/FD/ にあったファイルとの選択をメニュー
  # でできるようにしてありますが、挙動の違いが良く解かりま
  # せんでした。


GRUBをCDブートさせるには grub が使用するファイル 
(GRUBのstage[12]や menu.lst。また、Linux の Kernel、initrd.gz
といったもの ) を tar.gz の形で用意して、そのファイルを元に、
スクリプト mkbimage  で、CDブート用のイメージファイルを作成す
る という手順を踏むので、単にファイルを追加したり、メニュー
ファイルを書き換えたりするだけではダメでした。
  # もう少しお手軽に考えていたのですが甘かったです。


しかし、GRUBの強力な機能は使えます。
コマンドを打たなきゃなりませんが、インストールCDからブート
して、ハードディスクからブートさせてみたり、ネットワーク
ブートしたりできます。
これらの機能をインストールCDのメニューに組み込むのは、
何を標準にするか?という点で難しいですが、カスタマイズされ
たインストールCDを作る場面では、役に立つものが出来そうな感
じがします。
  # ということを考えると、tar.gz → mkbimage という工程が
  # 無いと嬉しいのですが、まぁ仕方が無いですね。

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佐藤  光
  mailto:hical@hical.org

    The Force will be with you...
     ...always!


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