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4.0x の内容と特徴 |
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Errata/追加情報 |
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ダウンロード |
Plamo 4.0x シリーズの主な内容と特徴をお知らせします.
以下に主な内容を載せますが,詳しくは ChangeLogをご覧ください.
# cd /usr/X11R6/bin # rm X # ln -s ../../XFree86/bin/XFree86 Xのように X サーバのリンク先を切り替えてください.
4.03 は ダウンロードサイト の ISO なイメージ 内にある plamo-4.03_01.iso,plamo-4.03_02.iso,plamo-4.03_03.iso になります.また,Plamo-4.0 のツリーは plamo-4.03 と同等の内容に更新しています.
4.02 は ダウンロードサイト の
ISO なイメージ
内にある plamo-4.02_01.iso と plamo-4.02_02.iso になります.
また,Plamo-4.0 のツリーは plamo-4.02 と同等の内容に更新しています.
kernel-2.4.27 (S-ATA 対応)に更新し,4.0 の bug fix と 4.0 リリース後に見つかっている security hole に対応したパッケージの採用,cd-plamo に取り入れられている xfplamoconfig(plamo 独自の X 設定ツールで,非常に簡単に XF86Config を作成できます.)を正式に採用, KDE を 3.2.3 + secirity patch に更新,といった内容になっています.
4.01 は ダウンロードサイト の ISO なイメージ 内にある plamo-4.01_01.iso と plamo-4.01_02.iso になります.
SCSI HDD にインストールして,レスキューディスクを USB FDD
で作ろうとすると,レスキューディスクのイメージを /dev/sda
に書き込もうとして SCSI HDD のデータを破壊します.
パーティションテーブルを壊すので,Plamo
以外のパーティションも読めなくなります.
USB FDD を /dev/sdX に結びつけるあたりが分らずに /dev/sda
に決め打ちしているのが原因なので,御注意ください.
各バージョンをリリース後に,追加/更新されたパッケージ情報や errata 関係をお知らせします.
StrictSession パッチ適用の PHP 5.1.2 パッケージがリリースされています.
PostgreSQL 8.1.2, 8.0.6 のパッケージがリリースされています.
パッケージの抜けがありました.現在は直っています. (2006/01/26)
PostGIS 1.1.0 のパッケージがリリースされています.
PostgreSQL 8.1.1/8.0.5 のパッケージがリリースされています.合わ せて,関連パッケージもリリース/アップデートされています.
PostgreSQL の管理ツールのパッケージが Update しています.
PHP 5.1.1 のパッケージがリリースされています.
PHP 5.1.0 と sqlite 3.2.7 のパッケージがリリースされています.
PostGIS 1.0.4 と関連のパッケージがリリースされています.
PostgreSQL 8.1.0 パッケージがリリースされています.
PostgreSQL 8.0.4 関連パッケージがリリースされています.以下の3つです.
詳しくは以下をご覧ください.
パッケージは以下にあります.
詳しくは以下をご覧ください.
併せて PHP5 のパッケージも更新されています.詳しくは以下をどうぞ.
詳しくは以下をどうぞ.
詳しくは以下をどうぞ.
Qt + xft で一部の文字が正しく表示されないというバグをメンテナサイドで見つけ開発者には報告をしているものの対応が間に合わなかった状況のため,
4.02 ではデフォルトの Qt は xft を切った状態で入れています.
このため
KDE のパッケージを含めてインストールした場合でも,デフォルトで採用されている
qt では Xft に対応していないため,adduser 時に KDE
フォントのアンチエイリアスを有効にするかどうかを尋ねられないままユーザが追加され,アンチエイリアスなフォントが使えません.
次の手順にしたがって qt-3.3._xft-i386-P4.tgz をインストールしてください.
ユーザのアカウントでログインし,ホームディレクトリの .xinitrc 内に書かれている次の部分, GDK_USE_XFT=0 export GDK_USE_XFT これらの行頭に "#" をつけ,次のようにコメントとし, #GDK_USE_XFT=0 #export GDK_USE_XFT 書き換えた .xinitrc を save します. コンソールからログインしている場合は,X を立ち上げ直します. xdm でログインしている場合はログインし直します.
詳しくは以下をどうぞ.
Plamo 4.0x 用の PostgreSQL 8.0.0 のパッケージがリリースされています.詳しくは以下をどうぞ.
Mozilla 1.7.5 + fontfix のパッケージがリリースされています.
libtiff の脆弱性を修正 & LZW compression を復活させた libgr のパッケージです.
libtiff のソース等一式は以下にあります.
SQLite 2.8.15 のパッケージがリリースされています.
Heimdal, OpenLDAP, Cyrus-SASL のパッケージが再アップデートされています.
KTH Kerberos 4, Cyrus-SASL, OpenLDAP, Heimdal の新パッケージが リリースされています.詳しくは [plamo:23926] Re: KRB4-1.3RC1 アップデート他 をご覧ください.
この現象が起こったという数件の報告があります. この状態でインストールが終了してしまった場合,インストールしたシステムを起動しても root のパスワードが設定されていないのでログインできません. 原因は機種に依存するものなのかどうか判明していませんが,次のいずれかの方法で root のパスワードを設定すればログインできます.
シングルユーザモードで起動したら,次のようにコマンドを入力します.
(/ は ro でマウントされるので,rw でマウントします.) # mount -o remount,rw / # passwd root パスワード変更のプロンプトに新しい root のパスワードを設定します. 終了したらシステムを再起動し,新たに設定した root のパスワードで ログインします.
plamo のインストーラを起動し,root でログインします.続いて次のコマンドをプロンプトに入力します.
# mount /dev/hdxx /mnt ( /dev/hdxx は実際にインストールした / パーティションを指定します) # chroot /mnt # passwd root パスワード変更のプロンプトに新しい root のパスワードを設定します. 終了したらシステムを起動し,新たに設定した root のパスワードで ログインします.
タイムスタンプ 2004年09月10日 21:19:00 の plamo-4.01_01.iso, および,2004年09月10日 21:40:00 の plamo-4.01_02.iso 以前の CD image でインストールした方は,以下のスクリプトを参考に所有者を変更してください.
#!/bin/sh chown root.root /bin/bash chown root.root /bin/bash-static chown root.root /usr/bin/bashbug chown root.root /usr/share/man/man1/bash.1.gz chown root.root /usr/share/man/man1/rbash.1.gz chown root.root /usr/share/man/man1/bashbug.1.gz chown root.root /usr/share/man/man1/builtins.1.gz chown root.root /usr/share/info/bash.info.gz chown -R root.root /usr/share/doc/bash-3.0
詳しくは以下をどうぞ.
libtiff の脆弱性を修正 & LZW compression を復活させた libgr のパッケージです.
libtiff のソース等一式は以下にあります.
説明するのは難しいのですが,日本語入力 → 変換 → 変換一覧を表示 → 確定 → 再度変換,この操作を行なうと kinput2 の表示が「漢字」のままになり,以後漢字の入力不可になる.
*SeparateConversion.input: false
*selectionShell.input: false
*auxShell.input: false
取得可能な方は最新のツリーをお使いください.
・PostGIS (PostgreSQLモジュール)、および、 GIS関連ライブラリの追加
(contrib/Database/postgis-0.8.2-i386-1.tgz)
(contrib/Develop/{proj-4.4.8-i386-1.tgz,geos-1.0-i386-1.tgz})
・php-5.0.1 アップデート
(contrib/WWW/php-5.0.1-i386-P1.tgz)
この現象は,コンソールからや telnet でログインした場合, /var/log/lastlog が反映されず,Last login: ... の表示がでない. また,lastlog コマンドでもログイン情報が残っていない,というものです.
4.0 で採用している shadow-4.0.4.1 (ログイン系の認証パッケージ)では,USE_PAM が定義されている場合,lastlog の更新は行なわないためでした.
4.0 標準の場合は,PAM 認証標準ファイルである /etc/pam.d/plamo-default に, /lib/security/pam_lastlog.so を以下の部分 (このファイルの最後のほうになります.) に以下に示すように追加します.
-- [ /etc/pam.d/plamo-default ] --
# pam_limits.so は、/etc/security/limits.conf に記述されているルールに
# 従い、リソースを制限します。リソースを厳しく制限したい場合に有用です。
session required /lib/security/pam_limits.so
session required /lib/security/pam_lastlog.so <- この行を追加します.
session required /lib/security/pam_unix.so
/etc/logrotate.conf 内で /bin/killall が呼び出されていますが, /bin/killall はなく,/usr/bin/killall ですので修正した上でお使い下さい.
共有ライブラリが見つからない問題がありました.新しいパッケー ジがリリースされています.zziplib-0.13.33-i386-P2.tgz をお使いください.
Heimdal-0.6.2 のパッケージがリリースされました.--with-openldap
構成になっています.
詳細はChangeLogを参照ください.
Apache httpd-2.0.50 のパッケージがリリースされました.
また phpPgAdmin のディレクトリ構成が修正されたパッケージがリリースされました.
詳細はChangeLogを参照ください.
libglib.a が Plamo-4.0 で採用されている glibc-2.3.2
に対してコンパイルされていない問題があります.
更新パッケージが用意されていますので,適用してください.
ftp://ftp.linet.gr.jp/pub/Plamo/Update/4.0/libglib-1.2.10-i386-P1.tgz
a/complibs.tgz に入っている zlib が,セキュリティ的に問題がある 古いバージョン(1.1.4)のままでしたので,1.2.1 に更新しました. ftp.linet.gr.jp 等のツリーは更新しています.
更新済みのパッケージは
ftp://ftp.linet.gr.jp/pub/Plamo/Update/4.0/complibs.tgz
に用意しましたので,pkgtool
等で古いバージョンを削除し,こちらを新規にインストールしてください.
上書きだけでもいいのですが,/lib/libz.so.1.1.4
とかが残るので,いったん削除する方がいいでしょう.
更新済みのパッケージを ftp://ftp.linet.gr.jp/pub/Plamo/Update/kernsrc-2.6.7-noarch-P1.tgz に用意しました.
2.4.18 以降のカーネルで実装されている,「CONFIG_INET_ECN 」,
Networking options
└ TCP/IP networking
└ IP: TCP Explicit Congestion Notification support
が有効になっていると一部のホストに繋がらなくなる,という現象がいくつか報告されているようです.
Plamo 4.0 のデフォルトカーネルではこの機能が有効になっています.
最近は少ないようですが,この INET_ECN
に対応していないルータやホストが間に挟まると通信ができなくなる現象が現れるようです.
この現象を一時的に解消するには root 権限で,
# echo 0 > /proc/sys/net/ipv4/tcp_ecn
として明示的に tcp_ecn を無効にすれば,TCP の通信は可能になります.
問題が起こるネットワークはごく一部の模様ですが,INET_ECN
を無効にしたカーネルに入れ替えるか,/etc/rc.d/rc.local に,
echo 0 > /proc/sys/net/ipv4/tcp_ecn
という行を追加することで,この機能を初期状態で無効にできます.
参考:
http://plaza8.mbn.or.jp/~yswww/myself/LinuxECN.html
[plamo:23055] TCP ECN 問題Plamo4.0
SCSI HDD にインストールして,レスキューディスクを USB FDD
で作ろうとすると,レスキューディスクのイメージを /dev/sda
に書き込もうとして SCSI HDD のデータを破壊します.
パーティションテーブルを壊すので,Plamo
以外のパーティションも読めなくなります.
USB FDD を /dev/sdX に結びつけるあたりが分らずに /dev/sda
に決め打ちしているのが原因なので,御注意ください.
KDE も影響を受けると思われますので,4.0 で X を使用する場合は必ず修正パッケージをインストールしてください.
修正パッケージは以下のサイトから取得できます.
ダウンロードサイトの案内ページにあるサ イトからダウンロード可能です.
内容については目次をご参照ください.