Plamo 3.2 がリリースされています (July 8).
Pager を使うと Shade なウィンドゥが消滅する事がある不具合が修正されています.
XTT-1.4.2.tgz はイタリック体生成時のバグなどを修正するものです.
アップデートの内容は以下の通りです.
Update X-TrueType (X-TT) to version 1.4.2 (Chisato Yamauchi,After X-TT Project):
- Fixed several bugs of make_up_italic_bitmap() function.
- Changed the order of priority of mapIDRelations in JISX0208 and
JISX0201 code converter. The windows ucs2 is given the highest
priority for kochi-substitute Japanese fonts.
- Fixed code relation in cc_jisx0208_to_std_ucs2() function
(not 0x215d -> 0x00b1 but 0x215d -> 0x2212)
- Added minor improvements.
このパッチ済み libX11.so.6.2 を使用すると,xwnmo/Wnn7 使用時に Mozilla + Frash 6.0 r79 でのクラッシュを回避できるのを確認しました.
ftp://ftp.linet.gr.jp/pub/Plamo/Update/3.3/
に bootdsk2 と vmlinuz を用意しました.
SCSI ドライバは BusLogic のみです.
手元での動作確認はしていませんので,
ハードウェアが認識されるか確認していただけると幸いです.
この bootdsk2 に組み込んでいるカーネルイメージを, 同じディレクトリの vmlinuz に置いてるので, Plamo-current のツリーをダウンロードしている方は isolinux/vmlinuz を入れ替えて CD image を作成することも可能です.
/usr/man/man1/crontab.1.gz のパーミッションに間違いがありました.
root 権限で次のコマンドを実行すれば解消されます.
% su ( root 権限で)
# /bin/chmod 644 /usr/man/man1/crontab.1.gz
これは,
Bugzilla Bug 2961 [Linux]Flash 6でクラッシュする
に対処するパッチがでましたので,これを適用したパッケージです.
この Bug 2961 の現象が起こる方は,以下に用意しましたので,
こちらを利用してください.
以下のコマンドを順次実行します.
% su ( root 権限で)
# cd /bin
# ln -s tcsh csh
# echo '/bin/csh' >> /etc/shells
# mkdir /opt/var
とすればこのディレクトリが作成できます.
この件も含め,このパッケージに関しては,
[plamo:20283],
[plamo:20286],
[plamo:20288]も参照してください.
nv_drv.o と XAA との組み合わせで X がクラッシュすることがあるようです. もじら組の小池さんを中心に After X-TT の方で調査し, パッチができたのでそれを適用した libxaa.a を作成し, 以下においてあります.
特に USB マウスを BIOS で PS/2 にみせかけている場合などで,
マウスの挙動で WM が SEGV する事があるようです.
SIGBUS や SIGSEGV の時は自動的に再起動するように改良した
AfterStep のパッケージが以下に用意されています.
POP でメールを取得しにいってもエラーになってしまう.
/etc/inetd.conf に設定されている ipop3d
が存在しないためです.
/usr/sbin/popper -> ipop3d のリンクを作成すれば解消しますが,
qpopper には別に固有の不具合があり,
(セキュリティ情報
を参照してください.),
これの対策済パッケージが下記に用意されていますので,
こちらに Update することをお勧めします.
ある種のソフトウェアをコンパイル時に,
error while loading shared libraries:
libiconv.so.2: cannot open shared object file:
No such file or directory
という error が出てコンパイルに失敗する場合の対処です.
Plamo-current から, gettext.tgz を取得し, アップグレードすると解決します.
実行例:
$ su # wget ftp://ftp.linet.gr.jp/pub/Plamo/Plamo-current/plamo/d1/gettext.tgz # removepkg gettext # installpkg gettext.tgz # ldconfig
この件は, [plamo:19713] Re: Plamo3.2インストール後の問題 と前後のスレッドを参考にしてください.
これはインストーラの a1/maketag,
65〜67 行目で指定されている,fgrep が原因です.
これを grep に変更することで解決します.
次のコマンドをインストールに先立ち実行することでも解消できます.
# cd /usr/bin # cat > fgrep << EOF #!/bin/sh grep $@ EOF # chmod 755 fgrep
vi を使って /usr/bin/fgrep の内容を上記と同じ内容にすることでも, 解消できます.
この件は, [plamo:19402] plamo 3.1 から続くスレッドや, [plamo:19652] Plamo3.2のEXPERTインストール も参考にしてください.
/etc/ssh/sshd_config に PermitUserEnvironment yes
を加えてから, sshd を再起動させれば解消します.
この件は,
[plamo:19650]Plamo-3.2の$PATHについて
からのスレッドも参考にしてください.
日経Linux 2003 年 8 月号に収録されています.
MOUE さんのPlamo インストール&種々設定あれこれのページが参考になります.このページ の中にPlamo Linux 3.0 インストール&種々設定あれこれというページがあります.